賃貸物件のリフォーム③[洋室/廊下/階段編]の続きです
3階のお部屋はオーナー様がセカンドハウスにお使いになるとのことで、お部屋のリフォームと共にベランダに浴室を設置して欲しい。とのご希望でした。
◆BEFORE(現調)
給排水のはつり作業を行う為、養生の設置を行います。
◆ベランダの養生
はつる部分を印付けします。
(※はつる(斫る)とは、建設現場でコンクリートで作られた壁や土間などの構造物を壊したり、形を整えるために表面を削ったりすること言います)
◆斫り作業
浴室になる部分のはつり作業を行い給排水を整え、後に浴室を囲う為の桟を取り付ける
◆斫り作業
こちらは、浴室の扉を設置する為に寸法を測り、部分的に斫っておきます
◆斫り作業
養生を撤去し、今度はモルタルで仕切りを作る為に木枠を作りモルタルを流し込みます。
◆モルタル
浴槽の排水口となる部分に勾配をつけながらモルタル仕上げを行います。
◆排水口
浴室になる部分全体にモルタルを打ち高さを合わせます。
◆モルタル仕上げ
はつった後にモルタ補修し完全に乾いたら次の作業に入ります。
◆斫った部分とモルタ補修した部分
次に浴室側の防水加工に入ります。まず下地を塗ります。
◆下地塗布
プライマー塗料を乾かします。
※一般的なプライマーの役割は”接着”で表面を平らにする役割もあります。
プライマーは仕上がりをキレイにするだけでなく、モノの劣化を遅らせたり安全性を強化させる効果もあります。
◆乾燥
バルコニーを覆うサンルーフを設置していきます。寸法を最終確認をしてから施工に入ります。
◆寸法の確認(地面)
屋根部分の寸法の確認をし、印を取り付け作業に入ります。
◆寸法の確認(壁)
雨水管を設置し雨水が雨水管に流れるようにします
◆雨水管の設置
今回、屋根にはポリカーボネートを採用。屋根材は破損のリスクが高いため割れにくく、紫外線をカット(吸収)してくれる上、透明性がたかいので屋根下を明るく保つ事が出来る素材です。
◆浴室の屋根設置
こちらは浴室内から扉を撮影。残りの窓は最後に設置します。
◆浴室扉
次に浴室の床面の施工に入ります。
コンクリート土間を作ります。ステンレス製の排水口を設置します。
◆浴室の床
床面が乾いたら、給水・給湯管の設置をモルタルで塀を形成し蛇口の根元を出しておきます。
◆浴室給水・給湯設備
今回、床面に使用したのは 浴室用シート「サンゲツ プレーンエンボス」
◆浴室シート
浴室内壁の塗装を行います。乾いたら照明を取り付けます。
◆浴室内壁の塗装
浴槽・シャワー水栓などを取付け、浴室の完成です。
◆AFTER(浴室)
ベランダのまま残す部分の防水工事作業を行います。
まず全ての防水シートを剥し古いコーキング材を剥すなどケレン清掃作業を行います
◆既存防水シート剥す
地面のつなぎ目やひび割れ部分に新しくコーキング材を充填します。
◆コーキング材充填
コーキングが乾いたら、下地、プライマー塗布を行います
乾いたら通気シートを張り、脱気筒を設置しウレタン防水を塗布します。
◆下地の塗布
トップコートのウレタン防水を塗布します。乾いたら完成です
◆AFTER(防水工事)
この物件の施工事例はコチラ
賃貸物件のリフォーム ①[内装/キッチン編]はコチラ↓↓
https://www.katsuhara-s.com/archives/16428
賃貸物件のリフォーム ②[浴室/洗面所/トイレ編]はコチラ↓↓
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賃貸物件のリフォーム③[洋室/廊下/階段編]はコチラ↓↓
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