前回からの店舗新築工事の続き。
いよいよ本格的な内装工事に取り掛かっていきます。
前回工事しましたモトコー3街区 【店舗新築工事①】
の続きの内装工事にはいります。
実はまだこの時点では店舗前の通路にタイル仕上げがなされておらず、店内床とフラットな状態です。建物の大掛かりな工事と同時進行で進めていたので、まだ通路はモルタル仕上げのまま。
◆内装工事
最終的にこの通路にはタイルが貼られていくので施工予定のタイルの厚み分、店内の床も嵩上げしていきます。
お客さまが商品を眺めながら入店する際にフラットのほうが足元も突っかからなくて済みます。
◆嵩上げ床工事
コンクリート床の上に下地の根太(ねだ)を組み、その上にコンパネを敷いて床を嵩上げします。
「根太(ねだ)」とは、床板を支えるためにその下に渡す木のことで、コンクリートの床に直接根太を置いて下地を組む「根太床工法」という方法のことを言います。
◆根太組み
床を張り終えたところ。
もうすっかり店舗らしくなってきました。
◆床の嵩上げ
石膏ボードを貼っていく際にボードの継ぎ目や角の段差ができないように面取り作業を行いますが、更にその隙間にパテ施工を行い埋めてフラットな状態をつくります。
クロスを貼る前にやるとても重要な工程です。
◆パテ作業
パテが乾いたら、天井と壁・トイレのクロスを貼っていきます。
店舗天井とトイレは同じ「リリカラ:LL-7685」の壁紙をお選びになられました。
◆クロス貼り
壁のクロスに採用されたのはOSBボード風のクロス。
サンゲツFE74197
倉庫のようなシブめの仕上がりでお店の雰囲気にピッタリです。
◆天井と壁クロス貼り
床のにもパテ作業を行い、シートの貼り作業に入ります。
◆床のパテ作業
床材は長尺シート:サンゲツ ナーシングフロアを使用しました。
接着剤を塗り長尺シートを貼っていきます。
◆床貼り工事
長尺シートの溶接工法を行います。
目地切りを行い熱溶接機を使用し溶接作業を行います。目地溶接棒を溶接ノズルに差し込み、底部が床面と水平になるように角 度を保ち、溶接棒の頭部がつぶれる程度の力を加えながら溶接機を手前に 引き溶接作業をします。最後に目地仕上げを行い丁寧に仕上げます。
◆長尺シートの溶接工法
床全体に長尺シートを貼り終えたら、汚れたりしないよう養生シートを敷き、床工事終了です。
◆床工事(AFTER)
=MEMO=
案外知られていないかも知れないのですがクロスってかなり下地を拾うんです。
明るいところやでは分かりにくいのですが店舗などで間接照明を使う場合や広い面、単色の場合など、場所によってはかなり目立ち明らかにポコっと出ている箇所が。
クロスを剥がす際も裏打ち(裏紙)まで剥がれてしまうクロスや、きちんと剥がれないクロスなど様々な状況があり、今回のように新築店舗ならボードの隙間のパテ処理で綺麗に仕上がりますが、リフォームでクロス貼り替えの場合はこの下地処理を丁寧にしないと凹凸の目立つ壁になってしまいます。
ボードの隙間のパテ処理で仕上がりが全然違います!
この続きはまた次回お届けします!
この物件の施工事例はコチラ↓↓↓
モトコー3街区 【店舗新築工事①】
内装・介護リフォーム工事事例はコチラ↓↓↓
https://www.katsuhara-s.com/archives/category/cat9
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