【浴室リフォーム②】老朽化による漏水(防水加工～完成)

浴室を丸ごとリフォームしたいけど団地なので、どのようにリフォームできるのか相談したい。とお問い合わせ頂き、お伺いしました。

【浴室リフォーム①】老朽化による漏水
https://www.katsuhara-s.com/archives/23901

①の続き
打設するために型枠を作る工事(土間型枠工事)を行います。鉄筋コンクリート造の建築物を作る際に、鉄筋で組んだ骨組みを金物やベニヤ板などで覆ってコンクリートを流し込む工程で、今回も下の階よりベニヤ板を下地(したじ)に設置しました。ベランダへの扉の下も型枠工事で形成しました。
◆土間型枠施工

取外した既存の排水口
◆旧部材

排水口の位置に穴を開け、配管を通します。新しい配管と排水ユニットを取付けていきます。
◆開口と取付け作業

下の階の露出配管も塩ビ製の排水管を設置し工事終了時まで念の為、養生しておきます。◆露出配管取替え(下の階)

配水管と排水金物(排水ユニット)を取付け、コンクリートを充填し整えて乾燥させます。
◆コンクリート充填

モルタルが乾いたら、再度キレイに掃き掃除を行い、防水加工に入ります。
◆清掃作業

下地塗料のシーラーを塗布し乾燥させ、塗装のムラをなくし下地を補強します。
続いてFRP防水工事に入ります。
◆シーラー処理

排水金物をまっすぐに固定して乾かします。
◆排水金物固定

FRP(繊維強化プラスチック)防水を行います。下地補強材であるガラス繊維メッシュクロスを敷きその上から樹脂塗料を塗り硬化させます。
◆FRP防水工事

防滑仕上げに防塵用ウレタン樹脂系塗り床材(骨材/砂)を散布し、モルタルを接着させやすくせます。
◆骨材散布

接着剤を塗布し防水押えモルタルを施し、排水金物をしっかり乾かします。
◆防水押えモルタル施工

次に壁面に入ります。浴室パネルを寸法にカットし全体に貼り付けていきます。
床には塗膜防水を塗布します。
◆パネルと床シート

浴室用床シートを貼り浴槽と浴室扉を元に戻します。
◆床シート

給湯器の配管と電気配線を設置します。
◆給湯器

給湯器の配管を分岐し、ベランダの上部から浴室を通ってキッチンへお湯を供給します。
◆配管

壁パネルと浴槽の間にコーキング処理を施しリモコン・水栓・シャワー等を取付けたら、浴室の作業完了です。
◆AFTER

続いて洗面化粧台の取付けです。
◆BEFORE

新しくLIXIL オフトをお選びになられました。
奥行きが500mmとコンパクト。間口(幅)600mm の洗髪シャワー水栓ジャストミラー２面鏡(鏡裏全収納)タイプを取付けます。
◆オフト

リフォームにも配慮されたコンパクト設計。限られたスペースにも対応します。
エコ機能も充実しリフォームでも新築物件にも選ばれる人気の洗面化粧台を取付け作業完了です。
◆洗面化粧台(オフト)

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