お家のリフォーム、修繕工事のトラブランです。
今回は、神戸市兵庫区 N様がお引越しし住まわれるマンションのベランダに通ずる窓ガラス・サッシ2ヶ所の取り換えをご依頼を頂きました。
◆作業中
取り換えに当たり、ガラスのタイプを1枚構造の単板ガラスと2枚構造の複層ガラス両方のお見積りをさせていただきました。
※複層ガラスは、ペアガラスとも呼ばれています。
2枚構造の複層ガラスは、やはり単板ガラスよりお値段は割高になりますが、 2枚のガラスの間に乾燥空気を閉じ込め窓から逃げる暖房熱の量を減らします。その性能は単板ガラスの約2倍を発揮し、暖房効率をアップさせて節電にも貢献しますのでN様は複層ガラスをお選びになりました。
既存の窓は単板ガラスで、築年数もたっており薄いガラスが使われていました。夏は日射熱や紫外線を多く取り込んでしまい、冬は室内から暖房熱をたくさん逃がし室外から冷気をとりこんで結露を防ぐことができませんでした。
◆BEFORE
既存の窓とサッシを取り外し、新しく複層用の引違窓サッシと複層透明ガラス」を設置していきます。
◆作業中
複層ガラスは室外からの日射熱を透過する一方で、紫外線をカットし通過熱を少なくして暖房効率を高めます。また、ガラスの間にある空気層が窓から逃げる暖房熱の量を減らし断熱性能・遮熱性を発揮します。
◆取り付け中
ガラスが2枚構造なので窓の開け閉めに重みを感じると思います。
しかし、 サッシを内付型にすることにより窓の結露だけでなくサッシの結露も防止され掃除の手間も軽減されます。
◆AFTER（内側）
◆AFTER（外側）
スライド網戸も新しく交換させていただきました。
まだまだ暑い日が続きますが、今年の冬は夜も暖気を逃さず暖かく過ごして頂けるとおもいます。
＝複層ガラスの特徴＝
複数枚のガラスと密閉された中間層により、光の透過性を保ちつつ、断熱効果を得られる。
断熱効果
一般的な断熱材と同じ原理を用いており、対流が起こらない状態の空気は断熱性能が高いという性質を利用している。製品によっては断熱性能をさらに高めるため、空気層を気密化して、真空にしたり、アルゴンガス等を使用したものもある。日本で普及している複層ガラスは主に2枚の板ガラスが使われているが、ヨーロッパでは中間層にガラスを追加し、3枚の板ガラスで構成されている製品がある。
結露防止
部屋の内外の温度差が原因となる結露の防止に役立つため、最近では様々な分野において利用されている。ただし、石油ファンヒーター（煙突が無いタイプ）等の開放型暖房器具を使う場合は、水蒸気などを含んだ排気ガスが室内に出るため効果が薄れる。
遮音効果
2枚のガラスが共鳴するため、3mm厚ガラス2枚で構成される複層ガラスよりも6mm厚の単層ガラスの方が遮音性が高いケースも多い。ただし、製品によっては単層ガラスよりも遮音性が向上している場合もあり、複層ガラスと単層ガラスとの遮音性の優劣は一概には言えない。
◎今回使用したYKK複層ガラスには追加機能が加わったタイプもございます。
・防犯合わせ複層ガラス
・ 防犯合わせ複層ガラス（乳白タイプ）
・ 防犯合わせ複層ガラス（防犯タイプ）
・強化複層ガラス
・異厚複層ガラス
・格子入り複層ガラス
・ブラインド 複層ガラス
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https://www.katsuhara-s.com/archives/category/cat9
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