水廻り、住宅設備機器のリフォーム・改修のトラブランです。
今回は、お店の厨房のグリストラップの交換をさせていただきました。
◆作業中
グリストラップとは厨房排水の油脂を貯める装置です。
なぜ貯めなければならないかと言いますと、
それはその先の配管に油脂を流さないためです。
油脂が配管へ流れてしまうと、管内で油脂が固着し配管詰まりを起こす危険性があるからです。
◆BEFORE
この店舗は以前、中華料理店だったそうで油を沢山使う分グリストラップは大きいものが設置されていましたが今は大きいグラストラップは必要ないため浅型タイプのものに交換することになりました。
作業に入る前に養生シートをはります。
◆作業中
グリストラップ交換のコストと工期を抑える為、元のグリストラップを埋めていきます。
元のグリストラップはかなり深いタイプのものでした。
コンクリブロックを積みその上にパネルを敷き、新しい浅型のグリストラップを設置して周りにバラスをまいてコンクリートを流していきます。
◆作業中
１週間後、コンクリートが完全に固まったかを確認させていただき作業完了です。
浅型のものに交換したことで、以前より掃除がしやすくなったと喜んで下さいました。
◆AFTER
グリストラップに溜まった汚れを除去しないと当然臭いです。
悪臭は従業員のモチベーションも下げますし、厨房を超えて客席まで臭う可能性もあります。
そうすると店舗の評判や集客率の悪化などは避けられません。また近隣の店舗との付き合いも悪くなりかねません。
厨房にいるゴキブリやチョウバエなどの害虫はグリストラップから発生している可能性もあります。
排水管・排水溝・排水槽は害虫の温床とも言われますが、まさにその通りで排水が流れるところは不衛生ですので、何もしなければ害虫は発生してしまいます。
そうならないためにも、グリストラップの定期的なメンテナンスが必要です。
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