マンションの一室全面リフォーム②【リビングとお部屋編】

神戸市
マンションリフォームの続き/リビングの内装工事に入ります

前回のマンションの一室全面リフォーム①【現場調査からキッチン編】
https://www.katsuhara-s.com/archives/18289の続きです。

内装の造作作業に入ります。
リビングのエアコンはリフォーム後も使用するので一旦、取り外しておきます。
◆エアコン取り外し

スイッチや照明などの電気配線等を壁の内側を通す為、壁の数か所に穴をあけ設置します。
◆電気工事(リビング)

設置ができたら開けた穴を塞ぎ、パテで平にしておきます
クーラーを再び設置する場合はコンパネで補強しておきます。
◆パテ作業

パテが完全に乾き壁紙を貼ったらクーラーを設置しリビング完了です
◆壁紙

次に、リビング横の２つの和室のうち1つを洋室にします。
まずは、畳を撤去した後に床を貼ります。
貼れた部分には養生シートを貼り傷をつけないようにします。
◆洋室へ変更

次に、壁の上からコンパネを貼っていきます。
上の写真で分かるように、リビングにあるクーラーの配管がベランダにある室外機まで、むき出の状態で設置されていましたが、元々ある梁の上から一回り大きい点検口付きの梁を設置し、その梁内にクーラーの配管を通し見た目を綺麗に納めます。
◆点検口付きの梁

コンパネやボードにパテを塗り乾かします。
◆パテ作業

パテが乾いたら壁紙を貼っていきます。
点検口の部分にも同じ壁紙を貼ります。
◆壁紙

隣の和室は、和室のままでリフォームします。
リフォーム前の壁はジュラク壁と呼ばれる和風建築の代表的な塗り壁のひとつで、安土桃山時代に完成した聚楽第(じゅらくだい)の跡地付近から出た土でつくられたことから、この名がついたと言われています。
他に、繊維壁と言って表面がキラキラしている壁や土壁などもよく和室の壁に使われています。
◆ジュラク壁(施工前)