ブローバス浴槽の交換・浴室タイル貼替工事

浴室のリフォーム(浴槽の入替え・タイルの貼替・浴室水栓の交換)をさせて頂きました。

既存の浴槽はTOTOのジェットバス付きの浴槽でした。
ブローバス(ジェットバス)は浴槽の側面からブロー（気泡）を含んだ水流を発生するお風呂なので野外にポンプユニットが設置されていました。
◆BEFORE

既存水栓はTBF20S/台付き2ハンドル湯水混合水栓13
20年以上前に廃番になっている商品ですので、今回新しい水栓に取り替えることになりました。
◆既存水栓

エプロン部分のタイルを撤去して浴槽を入替える為、タイルの撤去箇所をマスキングテープで印しておきます。
ブロック積とタイル下地も同時に撤去します。
◆撤去箇所

窓や壁などを養生しておきます。
◆養生作業

浴槽を撤去するために電動カッターでタイルをカットしていきます。
カット部分に養生テープを貼り、粉が飛び散らないように工夫します。
◆タイルカット

浴槽を２つにカット押し浴室から撤去します。
◆浴槽の撤去

補修するエプロン部分のタイルを剥がします。
床のタイルは残すので、養生シート・ビニール・コンパネを敷き傷つけないようにしておきます。
◆タイル剥がし作業

浴槽用水栓の配管は劣化していた為取替え、お湯の配管には保温材を巻いておきます。
新水栓を取付ける為、水平器で計測し整えます。
◆配管工事

浴槽の搬入前に浴槽を支えるブロックがずれたりしないよう整えておきます。
◆浴槽搬入前

野外にあったポンプユニットの開口もモルタルで塞ぎました。
◆穴埋め

浴槽を搬入します。運び込む玄関から浴室までの経路に養生をしておきます。
◆搬入作業

結露防止効果のある発砲ウレタンを充填(じゅうてん)し、浴槽を設置。
ゴミが入らないようにコンパネで蓋をしておきます。
◆発砲ウレタン充填と浴槽設置

タイルの下地となる部分の造作に入ります。
◆造作作業

モルタルが乾いたらタイルを貼ります。
◆タイル貼り

新しい水栓を取付け、お湯・水が問題なく出れば設置完了
◆浴槽用水栓設置

浴槽とタイルの間のコーキング処理を行います。
◆コーキング作業

洗い場に浴室シャワー水栓を取付けます。
◆シャワー水栓設置

今回はタカラ鋳物ホーロー浴槽に交換しました。
内寸1165×700×550の浴槽で、以前の浴槽内の手すりよりも掴みやすい形になりました。
◆AFTER(浴室内)

水栓は、希望の湯量目盛りにセットするだけで、自動的にお湯が止まる定量止水仕様。
デッキタイプの浴槽落込専用水栓で、ハンドルが手前の右側にまとまったことで浴槽の外からでも扱いやすいようになりました。
◆AFTER(浴槽水栓)

ホーロー浴槽は
表面に施されたガラスは高級感ある光沢を放ちます。プラスチック素材よりも硬くキズが付きにくく汚れが付着しづらいうえに、シンプルなお手入れできれいになるのでカビの発生を押さえられることができます。温度が伝わりやすいホーロー浴槽ならお湯が冷めづらく、時間が経っても温かいお風呂を楽しめます。

浴室用蛇口
LIXIL 定量止水付サーモスタットバス水栓(BF-X195TL)
吐水形状が美しい滝口吐水を採用。上質な浴室空間を演出します。

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