排水管の引替え工事と共有私道下の排水設備の改修工事をさせて頂きました。
お客様のお宅と隣のマンションの排水管がよく詰まり、何度も洗管業者を呼んで困っていたそうです。今回、きっちりと改善したいとのことでお問い合わせ頂きました。
キッチンの点検口から床下を確認させて頂きました。
◆BEFORE(調査)
更に奥にある排水管を確認したところ管は途中から埋設されていました。
配管固定に管の切れ端を使い管を支えていました。これでは固定しているとは言えない状況です。
◆BEFORE(床下配管)
既存の排水管と桝の位置は家の裏側を通っており、かなり遠くにある公共桝に繋がっていました。近隣の共同桝なども確認し、お客様と打ち合わせさせて頂きました。
◆BEFORE(現場調査)
今回は排水管を家の表側に設置し、一番近い共同桝に繋げるご提案をさせて頂きました。
トラブルがあった際でも道路が広いので対応しやすくなります。
お客様宅の隣のマンションの排水管と同時に施工となり、お住いの方が排水をお使いになれない時間帯などを考慮して工事させて頂きます。
◆施工前
お客様の排水管の位置から、排管を合流させる共同桝までを掘削していきます。
まずは、私道部分のコンクリートをカッターで切り斫り、一度掘り起こします。
◆斫り作業
掘り起こした部分に埋まっている配管などの状況を確認します。
仮復旧(埋戻し)し、この日の作業は終了です。
◆私道復旧
翌日、工事内容の確認を再度行ってから作業に入ります。
◆打合せ
散水栓横に配管を設置。床下からくる排水管を繋げ敷地の外へと続く配管を設置します。
配管設置後に土と砂利を敷き、転圧機を行い配管の勾配が狂わないように埋戻します。
◆配管取替え作業
敷地内の配管を敷地の外へ通し小口径排水桝に繋げます。
◆排水桝設置
隣のマンションの排水管と繋げ、共同排水桝へと配管を繋げます。
◆配管の設置
配管を繋げたら、撤去しておいた土を埋め戻していきます。
配管の下に、土と砂利を敷き転圧機を行い勾配が狂わないように設置します。
仮復旧(埋戻し)し、この日の作業は終了です。
◆埋設
翌日、コンクリート復旧作業に入ります。
側溝(U字溝)の耳の部分に枠を組んでコンクリートを打ちます。
◆コンクリート打ち
コンクリートの補強材として鉄筋メッシュを敷きコンクリートを流し込みます。
◆鉄筋コンクリート
コーンやコーンバーを使用し、目印を設置。
コンクリートが乾くまで出入口に渡り板を設置しておきます。
◆乾燥
床下の配管切替え作業に入ります。
家の中の点検口から床下に入り作業します。
◆床下作業開始
床下の空気口部分を斫り開口し、配管が通るスペースを確保します。
新しく取替える配管をそのスペースを使い運び入れます。
◆床下の配管
勾配を計算し新しく配管を取替え、配水管に勾配を付けやすくする「排水管勾配支持金具」を取付け配管を固定します。
◆固定金具
埋設されている配管から切り離し、新たな配管を床下に這わせることで、トラブルが起こった際でも解決しやすくなります。床下の配管は最終的に先程の空気口のスペースに向かわせます。
◆BEFOREとAFTER
使わなくなった排水管の端にキャップをし蓋をしておきます。
◆蓋
床下からきた配管(排水管)を敷地の外へと繋げている配管に接続させ、水の流れを確認し問題が無ければコンクリート復旧させ作業完了です。
◆AFTER(敷地内)
左官し乾燥させていたコンクリート部分が完全に 乾燥していたらコーンを外し、作業完了です。
◆AFTER(私道)
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