浴室を丸ごとリフォームしたいけど団地なので、どのようにリフォームできるのか相談したい。とお問い合わせ頂き、お伺いしました。
現場調査に伺わせて頂き、お客様のご要望や工事可能なの方法などお打ち合わせさせて頂きました。
◆BEFORE
現場調査を進めていくと共有の廊下(階段)やベランダなどに水の滲んだ跡もあり、漏水調査も併せて行うこととなりました。
◆共有部分
浴室排水口がコンクリートの劣化により漏水している可能性が高い状態でした。
まずは、排水管に大量の水を流し調査を行いました。
◆現状と漏水調査
更に浴室の排水口に蓋をして床に水をはり漏水調査を行います。
◆漏水調査
水の跡があったベランダに水が滲んできました。
長い間お使いになられており浴室の防水機能が低下し漏水していました。
◆漏水箇所
お客様の要望と致しまして、浴室のリフォーム・給湯器の交換・洗面化粧台の取替えをご希望とのことですので、併せて打合せをさせて頂きました。
◆既存洗面化粧台現調
団地ですので、工事・工事日程の申請を行い許可を得て工事に入ります。
養生をし、洗面化粧台と浴室扉(引き戸)を撤去します。
◆撤去後(洗面化粧台・浴室扉)
浴槽の撤去作業に入ります。コーキングを剥がし、給湯器との配線もカットし浴槽を取り出します。
◆撤去作業
浴槽と浴室の引き戸を一旦撤去し別の部屋に仮置きしておきます。
◆浴室扉(引き戸)
まず給湯器の取替工事を行います。
ノーリツ 20号 オートタイプの給湯器に交換しました。
◆給湯器交換工事
ノーリツのマルチリモコンセットを取付けます。浴室内のリモコンは室内の工事が済んでから取付けます。
◆リモコン交換
浴室の床を斫り排水口を取替え、床を新しくする作業に入ります。
◆斫り作業
土間コンクリートを排水口(浴室排水ユニット)の様子を見ながら斫っていきます。
◆斫り作業
コンクリートの下からシルバーの板が見えてきました。
排水口の老朽化、コーキングの劣化、床の防水機能の老朽化により、漏水していたと考えられます。既存の排水口を撤去します。
◆既存排水口撤去
排水口とは逆の入口付近を斫っていくと、漏水した水が溜まっていました。。。
◆漏水により溜まった水
こちらの団地は上の階の排水管が下の階の天井に露出した状態で通り、側面からベランダを通過し共有の排水管に合流する形でした。
◆露出排水管共有排管
排水管や下地(したじ)を取替える為、下の階の方にご協力頂きます。
下の階の浴室に養生をし、作業させて頂きます。
◆下の階養生
既存の排水管をカットし取り外します。天井をカットし、腐食が進んだ金属の型枠を取外しました。
◆天井
埋設されていた排水口と配管を撤去しました。
◆斫り作業終了(下の階からと上の階)
この後、新しい排水口を設置し、防水加工を行っていきます。
続きの施工事例はコチラから↓↓↓
【浴室リフォーム②】老朽化による漏水
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