太陽光(ソーラー)パネルの撤去と屋根の葺き替え工事(カバー工法)をリピーター様よりご依頼を頂きました。
屋根の調査をしたところ、屋根材が劣化し脆くなっている状態でした。
◆既存屋根
長年取付けていた太陽光パネルも使用していない為、屋根の葺き替え工事に伴い撤去する運びとなりました。
◆既存太陽光パネル
雨樋を確認してみると苔が生えており、樋の役割を果たせていないので取替えて改善します。
◆雨樋の様子
足場を組み立てます。
足場を組むことで屋根の修繕を安全に効率よく、スムーズに行うことができます。
リフトの設置も行い、屋根材を運びこみます
◆足場組立
太陽光パネルを1枚1枚取外していき、全70枚ほどを下に降ろしていきます
◆パネル取外し作業
取付け金具は全てを取外せない為、ネジ等を取外したのちにコーキング作業を行います
◆金具の撤去
軒先に既存の屋根の上から下地材である新しい野地板(のじいた)を取付けていきます
◆野地板取付け作業
既存の屋根の下地処理をします。
今までの屋根に設置されていた棟板金(棟包)とそれを固定していた貫板(芯木)を撤去します。
◆棟板金取外し
屋根下葺防水シートであるガムスター㈱「SEタック2」(粘着層付改質アスファルトルーフィング)をリフトを使い搬入します。
◆防水シート搬入
下地葺きの改質アスファルトルーフィングは穴空けずに施工でき、漏水リスクを大幅に回避できます。湿気や朝露などで濡れても破れにくく表面材に不織布を採用することにより、引裂き等の製品強度を高く保つ下葺き材です。
フィルムを剥がしながら隙間なく貼っていきます。
◆SEタック2 貼りつけ
次に屋根材を運びます。
福泉工業株式会社のシルキーG2は「横葺き」と呼ばれるガルバリウム鋼板屋根材で、既存屋根材を撤去せずに屋根の葺き替えができるカバー工法施工が可能です。
◆シルキーG2
ガルバリウム鋼板屋根材(シルキーG2)を必要な長さと角度にカットして取付けていきます
◆屋根材カット
新しい棟板金(むねばんきん)を設置する為、貫板を取付けビスで固定します。
◆新棟板金の取付け
天窓(トップライト)板金の端部分はカラーベストに差し込むようにして固定し雨漏りを発生させないようにします。
◆天窓
壁際水切りと呼ばれる板金を1階の屋根と外壁の接合部分に取付けコーキングを施し、貫板材の上から棟登板を取付けます。
◆下屋根
屋根カバー工法は屋根葺き替え工事と比べて工程が少ないので工期が短縮できる上、廃材撤去費用などの節約ができます。
シルキーG2の棟板金は120mmと大型で屋根材本体の縁切り部に棟板金が被さる面積が大きくなり、縁切り部からの漏水を緩和。裏面はウレタンフォーム+アルミライナー紙で断熱性能に優れている屋根材です。
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