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今回は、神戸市長田区 トイレタンク内のフロートバルブとボールタップのお取替えをさせていただきました。
ボールタップとは、支持棒(シャフト)の先端にボールの浮き玉があり、 水面の上下変動によるボールの変位が、レバー付け根の弁を開閉する給水設備です。定水位弁やフロート弁と呼ばれることもあります。水位が下がって給水が必要となると浮き玉が下がることにより、つけ根の弁を開き、給水が始まるしくみです。フロートバルブの開閉により、タンク内の水を便器へ流したり、止めたりします。フロートバルブの底の部分が悪くなっていなければまだまだ使うことができますが早くて7年で劣化が始まりますので、手で触ったときに手が黒くなる場合は、水漏れをしていなくても替え時です。
このフロートバルブには、レバーハンドルと連動する鎖がついています。
まず、止水栓を閉めて水が流れないようにします。
止水栓を閉めずに修理作業を始めると、タンクから水があふれることがあるので、トイレの修理は必ず止水栓を閉めてから行います。トイレのタンクからボールタップ本体を取り外していきます。
◇作業中
既存のフロートバルブとボールタップを取り外せたら新しいものと交換します。
◇新部材と旧部材
新しいフロートバルブとボールタップを取り付けていきます。
◇新部材取り付け
水を流して止水栓を調節し、正しく水が流れ水位に達すると止まるかを確認してタンクのふたを閉めれば完成です。
タンク内の水位は正常、レバーハンドルにも問題がないのに、水が止まらない場合は、フロートバルブの鎖とフロートバルブ本体をチェック。摩耗していれば新しいものと交換しましょう。
また、「洗い落とし式」と「サイフォン式」でフロートバルブの大きさが違います。
「洗い落とし式」は、フロート管が細いので、フロートバルブも小さいものになります。
今回使用した商品は
KAKUDAIマルチボールタップ 662-312
TOTO フロートバルブ THY416R (洗い落とし式タイプ)
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